【開催レポート】アバター体験@Hello,World!2022 September 03, 2022

2022年9月3日に大分県立美術館(OPAM)で開催された大分県次世代プログラマー発掘事業『Hello,World!2022』※1に、本事業を企画運営している合同会社アイ.ジー.シーが、令和4年度アバター技術等に関する産業創出推進事業(以下、アバター事業「Hello Future!」)の「TRY(実証実験)」を利用して、当日の講師サポート役として遠隔操作ロボット「アバター」のひとつである「newme」をご活用いただきました。
※1 : 大分県が取り組む次世代プログラマー発掘事業『Hello,World!2022』。先端技術活用人材の発掘・育成を図る目的として、県内の子どもたちに向けてテーマごとにさまざまなワークショップを開催しています。9月3日に実力アップ勉強会の1回目として開催。

当日参加したアバターロボット「newme」は2台。この日講師を務めた新井啓太氏が美術教師として教職に就くドルトン東京学園の生徒、中学3年生と高校1年生のおふたりが東京から「newme」を通じてサポート役を務めてくれました。「newme」はパソコンのカーソルから簡単に操作ができるので、サポート役のふたりもすぐに操作に慣れたようです。
自由自在に動き回るnewmeに子どもたちからも「どこにいるの?」「こっちはどんな風に見えてるの?」と声があがりました。

勉強会の中で行われたワークショップでは、子どもたちが撮影した画像を使って実際に作業に取り組みます。サポート役の生徒はnewmeを操作しながら「どんな作品を作っているんですか?」「わからないところはないですか?」など、一人一人に声をかけていました。
これが遠隔操作ロボット「newme」の一番の強み!遠隔地からでも、今そこにいるかのように会場内を移動して子どもたちとコミュニケーションを図ることができるのです。


最初は初めてのnewmeに緊張していた様子の子どもたちも「今どんなことをしているか見せてもらえますか?」と言われると、パソコン画面をnewmeに向けてアドバイスをもらったり、newmeから「すごく素敵な作品ですね」「背景にこだわったんだね」などの感想を言われると、コミュニケーションを交わした子どもたちからも、嬉しそうな表情が溢れました。
newmeの画面がパソコンを覗き込むように上下に動いたり、自分のもとへ来てくれるなどの立体的なコミュニケーションがとれるのもアバターロボットの魅力の一つです。

 

最後は先生から、ぜひnewmeで参加したふたりと記念撮影を撮りたいということで3人揃って記念撮影。
実は今回サポート役を引き受けてくれた生徒のふたり、中学生と高校生なので今日が初めての対面。
このあと新井先生によって遠隔対面式も行われました。

ふたりが操作してお互いに向き合います。こういったことも遠隔操作ロボット「アバター」ならではですね。先生もいい体験ができたととても喜んでいました。

【お知らせ】

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